夏に多発する塗装トラブルとは?

夏の塗装は、晴天続きで乾きも早く、作業効率がよい時期と思われがちです。確かに雨の多い梅雨時期や冬季に比べれば工程は組みやすいのですが、
実は夏特有のトラブルがいくつも潜んでいます。塗装作業において、夏季特有の高温・多湿な気象条件は、製品仕上がりに大きな影響を与えます。
特に自動車補修の分野では、トラブルの発生率が他の季節よりも高い傾向にあります。
夏季に注意すべき代表的な塗装不良とその対応策を整理しました。


🌞夏季に多発!塗装トラブルとその対策

1. 艶引け ― 時間が経つとツヤが鈍く、マット調に

一見きれいに仕上がっていても、時間が経つと塗膜のツヤが鈍くなったり、マット調に見えてくる現象です。
ツヤのある仕上がりは塗装品質の象徴。細部までの丁寧な管理が不可欠です。

対策

  • 下地塗料から上塗りまで、乾燥をしっかりと確保

  • 硬化剤(ハードナー)を規定比率で正確に計量・混合

  • 下地塗料を正しい工程、塗装で使用する

  • 上塗り塗料指定シンナーで気温・湿度に注意して使用する

  • 旧塗膜の塗料の種類によって、膜厚・塗料粘度・スプレーテクニックを考慮する


2. ピンホール・気泡 ― 塗料の中に空気が!

塗装中に乾燥が早いシンナーを使用していると、塗装面に付着する前に塗料が乾いてしまい、小さな穴(ピンホール)や気泡を生じてしまうことがあります。
特に夏の高温下では、塗料粘度が下がりやすいため、シンナーの希釈量が少なくなることもありますので、シンナーの番手と希釈率を気温に応じて適切に選定することが大切です。

対策

  • 一度に厚塗りせず、フラッシュオフタイムを十分に取って塗り重ねる

  • シンナーは塗装環境の温度を考慮し、適正なものを使用する。

  • 強制乾燥する時は、充分フラッシュオフタイムをとるか、徐々に温度を上げていく


3. 白化・ブラッシング ― 湿気との戦い

高湿度の日には、塗料と空気中の水分が反応して白化(ブラッシング)を引き起こすことがあります。これは塗膜が白く濁ってしまう現象で、美観を大きく損ねます。特に湿度80%以上の環境では塗装を見合わせたほうが無難です。

対策

  • 塗装環境内に湿度計を設置し湿度も確認

  • 乾燥の遅いシンナーやリターダーを使用する

  • エアー圧をあまり高くしないで塗装する(エアー圧が高いとシンナーの蒸発が促進される為。)


■最後に

高温多湿という塗料にとって過酷な環境だからこそ、一手間かけて塗装環境を整えることが、結果として効率を守り美しく長持ちする仕上がりや品質につながります。


ネットペイントでは、日頃の感謝の気持ちを込めて毎月15日より塗料SALEを開催しております。
イサム塗料・関西ペイント・ロックペイント・アクゾノーベル・アクサルタの対象の塗料が最大10%になるお得な機会です。
塗装環境を整えるための商品や遅乾タイプの硬化剤やシンナーなど夏の必需品塗料がお安くお買い求めいただけます。
ぜひこの機会にお求めください。

塗料セール

大型工具の導入をご検討中の方へ

導入のご相談やご不明点がございましたら、ぜひ当社の相談窓口をご利用ください。
専門スタッフが丁寧に対応いたします。

まずはお気軽にどうぞ

塗料や資材のご購入はこちら

ネットペイント本店」では、塗料・副資材・工具類など、現場で役立つ商品を豊富に取り揃えております。
商品は随時拡充中! 迅速な発送と丁寧な対応を心がけております。

今すぐチェック